【トヨタ】KINTOは本当に安い?【残価設定型との比較】

自動車

KINTO(キント)とは?

自動車のサブスクリプションです。

サブスクリプションとは物を買うのではなく、それを一定期間利用できる「権利」に対してお金を払うビジネスモデルです。

身近な例でいうと「Spotyfy」や「Netflix」などが挙げられます。

2019年2月6日からトヨタのサブスクリプションサービス【KINTO】が始まりました。

2019年11月現在は13車種から選べます。車種は今後拡大予定とのことなので、選択肢の幅が広がりますね。

KINTOのメリットとしては

  1. 自動車税などのランニングコストを毎月均等で支払える
  2. 頭金不要
  3. 販売店に行かなくてもいい
  4. 3年単位で新車に乗り続けれる

自動車税などのランニングコストを毎月均等で支払える

KINTO最大のメリットだと思います。

毎年かかる自動車税、毎月かかる保険代・・・

KINTOなら毎月定額のお支払いで大丈夫です。

KINTOユーザーだけに「愛車ポイントサービス」というものがあり、安全運転の度合い、エコ運転などを数値化し一定以上なら3か月ごとにポイントが付与されます。

そのポイントを使用し、またサービスを受けることが可能です。

支払い自体も口座からの引き落としではなく、クレジットカードからの引き落としになりますので、ポイントも貯まっていきます。

頭金不要

ローンを組むのではなく、レンタルに近い形態になるので頭金は不要と言うより、入れることが出来ません。

ローンではないので繰り上げ返済などもありません。

なので本当の意味で月々定額なわけですね。

販売店にいかなくてもいい

KINTOならウェブ上で契約まで手続きが出来ます。

ウェブ上で車種を選択して、グレード、色、オプションなどを選択していくだけです。

契約後は郵送で必要書類を送って、あとは納車まで待つだけです。

月々の支払いに保険代も入っているので、納車までにどこで保険を入るかを考えなくてもいいわけです。

3年単位で新車に乗り続けられる

KINTOは3年間固定のサービスです。

3年経過後は販売店に返却となりますので、新たに別の車種でKINTOを使い乗って頂けます。

その時々の新車種、ライフスタイルに合わせて柔軟に車の選択ができ快適なのと、新しい安全装備などがついた車に乗れるので安心ですね。

こんなに良いこと尽くめのKINTO!
これから流行りそうですね。

そう!でも本当にお得なのかどうか我々使用者にとっては疑問があるよね。
残価設定型クレジットの支払いと比べても本当にお得か調べてみようか!

本当にお得か試算してみた

RAIZEでKINTOの支払いをシミュレーション

  • グレード Z GAS 1.0L 2WD
  • 色はシャイニングホワイトパール
  • セーフティプラスパッケージ
  • バイザー付き
  • 希望ナンバー有り

ボーナス月の支払いは無しで、月々54,120円。

地元のトヨタの販売店に行ってきました。

残価設定型クレジットは上記同条件で月々53,900円。

点検パックなどの整備費はこの支払の中に入れて計算しています。

KINTOと同じ条件に合わせようとなると、あとは自動車税と保険代がかかってきます。

自動車税ですがRAIZEは1000ccクラスに分類されるので25,000円/年でかかります。

毎年5~6月に年間の自動車税を支払っていますが、お住いの地域によっては一定の手数料と各カード会社が定める手数料はかかるのですが、分割でクレジットカードで支払いが可能です。

税額決済手数料
1円~10,000円73円(消費税込80円)
10,001円~20,000円146円(消費税込160円)
20,001円~30,000円219円(消費税込240円)
30,001円~40,000円292円(消費税込321円)
40,001円~50,000円365円(消費税込401円)

都税クレジットカードお支払サイトより

ここではその手数料は考えずに2,100円/月で考えてみます。

任意保険料についても計算しています。

今回はソニー損保で計算してみました。

生年月日H4.1.1
免許証ブルー
使用目的日常レジャー
年間走行距離9,000㎞以下
年齢条件26歳以上
運転者限定条件なし
対人・対物無制限
人身傷害5000万
車両保険一般(免責)220万(5,10万)
月々11,410円

インターネット割も含めて上記の条件で月々11,410円です。

上記の金額を計算すると

残価設定型クレジット任意保険自動車税合計
53,900円11,410円2,100円67,410円

月々1万円以上の差…。やっぱりKINTOお得ですね!

ちょっと待って!他にも比べることがあるから、それも比較してみよう!

自動車保険は比較で安くなる!

KINTOのデメリット

いいこと尽くめなKINTOですが、本当にユーザーにとってお得なのでしょうか?

5つのデメリット

  1. 3年間乗ると返却しないといけない
  2. 途中解約に違約金がかかる
  3. 距離制限がある
  4. 返却時に原状回復の義務がある
  5. 保険の等級を引き継ぐのは原則出来ない

KINTOは3年契約になります。

満期を迎えると車両を返却しないといけません。

つまり、どんなに気に入っていようと手放さなければいけないということです。

中途解約をしたい場合

満期を迎える前にKINTOを解約したい場合も違約金が別途必要になります。

走行距離の制限

距離制限は3年の満期までで54,000km補償で、返却時に超過していた場合は1kmにつき10円別途お支払いが発生します。

返却時に原状回復がある。

返却時に損傷があると場合、その損傷を修理してからの返却となります。

保険料はKINTOに入っているのですが免責金額といって車両保険を使う場合に、最大で自己負担が5万円のお支払いが必要となるわけです。

保険の等級を引き継ぐのは原則出来ない

KINTO専用の自動車保険パッケージに入っていただくので、等級は引き継げないとのことです。

ただし、中断証明書を発行していれば引き継げる場合があるそうです。

うーん、「車を3年間は乗りたい」という方ならメリットがありそうですね。

そうだね。途中で解約すると違約金がかかる点と等級は原則引き継げないのは考えた方がいいね。
あとは返却時の原状回復もよく考えた方がいいかもしれないよ。

中古車オークション

任意保険、原状回復について

任意保険もコミコミの金額になっているKINTOですが、もしもKINTOではなく残価設定型クレジットにした場合はどうなるのでしょうか?

地元のトヨタで保険も見積もりをしてもらいましたが、恥ずかしながら親からいい等級をもらっているのでライズの保険料は私の場合月々6,940円になりました。

残価設定型クレジット任意保険料自動車税合計
53,900円6,940円2,100円62,940円

私の場合ですがこれで支払い額の差が8,820円になりました。

通販系などで試算をするともっと安くなるかもしれませんね。

保険については条件、保険会社によっても保険料が変わってくるので、一括で試算してくれるこちらを参考にしてみてください。

自動車保険は比較で安くなる!

続いては車の原状回復についてです。

これが個人的に一番きついと思います。

例えば車のフレーム(車の骨格)まで損傷するような大きい事故した場合どうなるのでしょうか。

  • KINTOの場合

車両保険を使うのに免責金額5万円とされているので、最大で自己負担が5万円を支払って車両保険を使い、修理をすることになります。

  • 残価設定型クレジットの場合

任意保険の補償が自分で決めれるので、車両保険を掛けており免責金額を設定していればいくらかお支払いになり、免責金額を設定してない場合はお支払いが無く車両保険を使って頂けます。

KINTOでしたら修理をするの一択でしたが、残価設定型クレジットの場合は違います。

  • 修理する
  • 車を手放す
  • 乗り替える

という選択肢があります。

「 手放す、乗り替える」についてはその時に残っている残債次第ですが可能です。

(事故をしなくてもその時の査定額が残債額を上回っていれば、いつでも手放せますし、乗り替えれます)

例えば事故をして手放す、乗り替える場合は

残債100万円で保険金が100万円以上支払われれば、等級は下がりますが残債を一括返済できるので車を手放せて、残債も無いので次の車に乗り替えれます。

もちろん車を手放すだけでもOKです。

事故をして動かなくなった不動車も出張で買取センターの人が見に来てくれるので、この際見てもらいましょう。

選択肢があることはわかったのですが、そんなに重要なんですか?

フレームが損傷するような大きい事故を起こした車に対して乗りたいと思いますか?もしかするとエンジンなどにも損害が及んでいている場合もあるかもしれませんよ?

自動車の営業として働いていますが、このような場合ほとんどの方が乗り替えられます。

理由としては、大きい事故をした車に乗りたくない、乗り替えた方が金額的にメリットがあることなどが挙げられます。

乗り替えた方が金額的にメリットがある場合ってどんなときですか?

最大限のメリットを受けられるケース

  • 車両保険、新価特約にはいっている
  • 車が半損した

この場合最大限のメリットが受けられます。

この場合、新価特約を使って事故をした車は保険会社に引き上げられ、次の車を買うことが条件になり一定条件ありますが、新価特約にかけていた金額をそのまま受け取れます。かつ保険会社にもよりますが、再取得時諸費用保険金として 最大40万円受け取れます。

KINTOと比べると、残価設定型クレジットの場合なら、不謹慎ですが乗り替えるチャンスもあると思って下さい。

まとめ

 KINTO残価設定型クレジット
支払い安い高い
車を手放すor
乗り替える場合
解約金必要残債を精算
任意保険
(等級)
パッケージで自動付帯
(原則引き継げない)
全部自分で選べる
(引き継げる)
契約時ネットで手続き販売店に行く必要がある
満期時返却のみ乗り続けるか
乗り替えるか選べる
返却時に傷あり現状回復一定条件内なら免責
頭金不要自分で設定できる
ボーナス払い支払い月、額も決められている自分で設定できる
税金の減免措置受けれない受けれる

わかりやすくまとめてみました。

今回比較した結果ですが、KINTOは安いです。金銭的にしんどい方、車種は決まっており忙しくて販売店に行けない方、割り切って3年間しか乗らないと考えてる方にはおすすめです。

ただ残価設定型クレジットも値引きや保険などの条件で下げることも出来ます。(ここには書けないですがある程度値引きしてくれました。)

また、残価設定型クレジットなら自分で頭金、ボーナス払いも設定できるので月々の支払いもコントロールできる点もメリットです。

あとは残価設定型クレジット場合、営業マンとの値引き交渉が出来ます。

値引き交渉が得意な方は、KINTOは利用しない方がいいかもしれませんね。笑

今回まとめてみての感想ですが、KINTOってコミコミにしてぼったくっていると思っていました。

車に乗りたいけど月々の支払いが払っていけるか心配な方でも一定の支払いラインがKINTOのホームページで簡単に試算出来るので、若い方でも新車を身近に感じてくれるのではと思います。さすがトヨタさん。

ただKINTOは契約がネットで出来ることによって、担当営業とお客様との信頼関係の構築がされにくい場合があると思います。

車は買って終わりではなく、そこからのメンテナンスも必要です。契約時にいろいろアドバイスをもらった信頼できる営業マン、整備士がいてもらったら、より豊かなカーライフを送れるのではないでしょうか。

今回比較してみましたが、月々の支払いは高くなりますが、私は事故をしても、満期時にもまた満期時以外でも柔軟にライフプランに合わせて車をどうするかの選択が出来る残価設定型クレジットがおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました