ホンダN-BOXとは、2011年年末成長著しい軽自動車市場でも勝ち残るために開発、販売されました。
当時は軽自動車というとダイハツ、スズキの2強だったところに割って入った車です。
2013年の年間軽自動車車名別販売台数
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数(台) |
1 | ホンダ | N-BOX | 234,994 |
2 | ダイハツ | ムーヴ | 205,333 |
3 | スズキ | ワゴンR | 186,090 |
4 | ダイハツ | ミラ | 157,276 |
5 | ダイハツ | タント | 144,629 |
6 | スズキ | アルト | 111,361 |
7 | ホンダ | N-ONE | 107,583 |
8 | スズキ | スペーシア | 107,193 |
9 | 日産 | デイズ | 78,855 |
10 | 日産 | モコ | 55,037 |
軽自動車の今までの価値観をぶち壊すもので、室内も広く、かつ上質であり、高い走行性のを備えているので瞬く間に話題となりました。
今回はそのホンダN-BOXが2017年にフルモデルチェンジをし2代目になりました。
そのN-BOXが2019年10月にマイナーチェンジをしさらに磨きがかかりました。
Honda SESINGの性能が上がったり、リアカメラの映像が鮮明に映ったり、シートヒーターも一部グレードに標準装備されます。
ノーマルにする?カスタムにする?
大きく分けてグレードが2種類あります。ノーマルタイプとカスタムタイプです。
外観が大きく変わってきます。ヘッドライトが流れるタイプの方向指示器がついていたり、足元にかっこいいアルミホイールがついていたり・・・
加飾されいるかないかの違いですね。車としての性能や機能に関しては大きな違いはないですが、その金額が車両価格に表れています。
ノーマルグレード | 仕様 | WTLC燃費(Km/L) | 価格 |
G・Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,411,300 |
G・L Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,543,300 |
G・L ターボ Honda SENSING | ベンチシート | 20.4 | ¥1,738,000 |
G・EX Honda SENSING | スーパースライドシート | 21.8 | ¥1,642,300 |
G・EX ターボ Honda SENSING | スーパースライドシート | 20.4 | ¥1,793,000 |
こちらがノーマルタイプです。続いてカスタムタイプ
カスタムグレード | 仕様 | WTLC燃費(Km/L) | 価格 |
G・L Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,746,800 |
G・L ターボ Honda SENSING | ベンチシート | 20.2 | ¥1,941,500 |
G・EX Honda SENSING | スーパースライドシート | 21.8 | ¥1,801,800 |
G・EX ターボ Honda SENSING | スーパースライドシート | 20.2 | ¥1,996,500 |
G・L Honda SENSINGのノーマルとカスタムとでは約20万円の開きがあります。
おすすめグレードは?
まずはノーマルとカスタムとでシートの仕様をどうするのかです。
小さい子どもがいてる場合などは、スーパースライドシート付の「EX」もおすすめです。
助手席シートが57㎝とロングスライドするので、助手席にいながら後ろにいるお子さまのお世話も出来る優れものです。
あと実際に使ってみて便利だと思ったのが、お子さまをチャイルドシートに乗せる時に一緒に車内に入り、運転席と助手席の間に少し隙間があるので、そのまま後席から前席に移動できるのはいいなと思いました。雨の日などはかなり便利な機能だと思います。
ノーマルグレード | 仕様 | WTLC燃費(Km/L) | 価格 |
G・L Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,543,300 |
G・EX Honda SENSING | スーパースライドシート | 21.8 | ¥1,642,300 |
カスタムグレード | 仕様 | WTLC燃費(Km/L) | 価格 |
G・L Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,746,800 |
G・EX Honda SENSING | スーパースライドシート | 21.8 | ¥1,801,800 |
ノーマルタイプの「G・L」と「G・EX」とでは約10万円差
「G・ターボ」と「G・EXターボ」では約6万円変わってきます。
「G・L」と「G・EX」の方が価格差は高いですがこれはサイドエアバッグがついているかも含まれるので約10万円という価格差になっています。
ターボは必要?
街乗りで使うだけならノンターボ(NA)でも十分です。
N -BOX | タント | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 45[58]/7300 | 38[52]/6900 |
最大トルク(N-m[kgf/m]rpm) | 65[6.6]/4800 | 60[6.1]/3600 |
最高出力はパワー、最大トルクは加速性能です。
2台目N-BOXになる際にエンジンも新開発し「i-VTECエンジン」を採用し、燃費と走行性能を高い次元で両立させています。
ほぼ毎日高速に乗ることが多い、今までパワーのある車に乗っていたので少しでもストレスを無く走りたいということが無い限りはノンターボいいと思います。
ただパドルシフトがターボのみの設定になっているので、パドルシフトがどうしても欲しい方はターボをおすすめします。
ノンターボのGにする?G・Lにする?
ほぼ一人しか乗らなくて、本当に出掛ける足として考え、支払いを出来るだけ下げたいのでしたら「G」になります。
しかし私は「G・L」がおすすめです。
ノーマルグレード | 仕様 | WTLC燃費(Km/L) | 価格 |
G・Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,411,300 |
G・L Honda SENSING | ベンチシート | 21.8 | ¥1,543,300 |
「G・Honda SENSING」と「G・L Honda SENSING」とでは価格差約13万円。
詳しく装備の違いを見ていきましょう。
G・Honda SENSING | G・L Honda SENSING | |
サイドエアバッグ | ◎ | |
ハイトアジャスター | ● | |
パワースライドドア(助手席後ろ) | ● | |
USBジャック(急速充電タイプ2つ) | ● | |
運転席、助手席シートヒーター | ● | |
ロールサンシェード | ◎ | ● |
前席アームレスト | ● |
「◎」はオプション、「●」が標準です。
比べてみるとあったらいいなというような装備が「G・L」には付いていきます。
パワースライドドアは絶対に欲しいという方は「G・L」以上のグレードになります。
運転席後ろもパワースライドドアを付けたい方は、一緒にサイドエアバッグも付いてきて約10万円ほど高くなります。
シートーヒーターは車の暖房が効き始まる前に、温かくなっているので冬場はかなり快適です。今もまだ本格的に寒くはなっていませんが、私の車でも使っています。
腰痛持ちの方も体を温めてくれるので、痛みが少し和らぐと思います。
私も腰痛持ちでかなり助かる時もあります。デメリットとしてはヒーターを使うと気持ちいいので眠たくなるぐらいです。
値引き額は?
メーカーで何かキャンペーン出していたり、各販売会社でも独自でキャンペーンをしているのでおおよその目安でしかありませんが、車両価格の約10%で御の字ではないでしょうか。
決算月や月末などでしたら、当月に登録が出来る車でしたら、一番値引きを引き出せると思います。
そしてメーカーの状況をみるとなんとしてもN-BOXを売りたいはずです。
順位 | 車種 | 台数 |
1 | N-BOX | 15,782 |
2 | フリード | 4,368 |
3 | フィット | 3,136 |
4 | ステップワゴン | 3,127 |
5 | ヴェゼル | 2,815 |
6 | シャトル | 2,485 |
7 | N-ONE | 823 |
8 | オデッセイ | 740 |
2019年10月のホンダの登録台数500台以上をまとめてみました。
消費税が増税しその反動もあり、各メーカーも落ち込んでいます。
ホンダの場合だと新型N-WGNの生産が現在停止しており、その影響で新型FITの発売も遅れてる状態です。
ホンダからすると、今年の目玉商品だった新型N-WGN、FITが売れないというのは大打撃です。
このような状況でも売っていかないとダメなので、N-BOXに対してもメーカーが手を打って販売してもらおうと考えています。
大阪ではこんなキャンペーンもやっています。各販売会社でもやっているかもしれませんので、N-BOXをご検討されている方は参考してください。
このようにN-BOXを売りたいと各販売店も思っているので、新型FITが出るまでは比較的値引き交渉はしやすいと思います。
まとめ
グレードに関しては「G・L」以上で間違いないと思います。
あとは小さいお子様がいてるのなら、「EX」も検討してもいいのかなというレベル。
確かに楽にはなるのですが、約10万円アップでその便利さをとってもいいのですが、コスパは良くないのかと思います。
店舗で「EX」の試乗車を用意してもらい、実際にお子さまも乗せて試してみるのがいいでしょう。
値引きに関しては新型FITが販売する2月までが、まず目安になると個人的には思います。
2月以降でしたら登録が出来る在庫車なら、値引きも緩くなると思いますので、商談時にお買い得車があるのか確認をしましょう。
これで本体価格10%の値引きを目指しましょう。
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